ね、熱が・・非常事態だわ・・ |
都道府県別での感染者数は66名(28日現在)と2位東京の37名に比べてもダントツだ。
それも人口の多い札幌に感染者が集中している訳ではない。
東は根室から西は函館。北は旭川から南は千歳・苫小牧と、北海道全域に散らばっているのだ。
北海道での新型コロナウイルスの蔓延は、札幌雪祭りが主要な感染源のひとつと囁かれている。
もちろんその面は否めないのだが、だいきちはそれよりも空港との関連に注目している。
新型コロナウイルス発症者の分布地図を見てみよう。
感染者の分布地図(出典:NHK) |
かなり広域に感染者が広がっているが、ここに道外からの定期便が就航している9つの空港(新千歳・函館・旭川・とかち帯広・釧路・女満別・稚内・紋別・中標津)を落とし込んでみて欲しい。
感染者の発生場所と空港の所在地がほぼ重なってくることが分かる。
ウイルスは空港というゲートウェイから入って来たのだろう。
これらの空港で、もし国際線の検疫と同様な発熱のチェックを行っていれば、北海道での感染の結果はもう少し違ったものになったかも知れない。
次に各空港の就航先を見てみよう。(カッコ内は1日当たりの就航便数)
- 新千歳空港:羽田(53)・成田(20)・伊丹(10)・関西(12)・中部(17)ほか全国主要空港に便多数
- 函館空港:羽田(10)・中部(2)・伊丹(2)
- 旭川空港:羽田(10)・中部(1)
- とかち帯広空港:羽田(10)
- 釧路空港:羽田(8)・関西(1)
- 女満別空港:羽田(7)・中部(1)
- 稚内空港:羽田(1)
- 紋別空港:羽田(1)
- 中標津空港:羽田(1)
ウイルスは東京・北海道のどちらに先に持ち込まれたものか分からないが、北海道の状況から類推すると羽田・成田空港に近い東京は相当マズイ状況になっているのではないか。
羽田からの航空便は全国の地方空港に毎日飛んでいる。
もし東京がマズイ状態なら、さらに憂慮すべきことだが、全国の空港周辺の市町村は北海道と同じ状況である可能性が高い。
首相は28日に、やや唐突に全国の小・中・高校の休校を要請した。
いきなり全国だったので面食らったが、その裏には前述した事情があるのではなかろうか。
ただし、我々はパニックになる必要はない。
なるべく外出を控え、人の多いところには近づかず、それでも外出をした場合はしつこいぐらいに手を洗えば、リスクはかなり減らせるはずだ。
自己防衛でまずこの3月を乗り切ろう。
※なお、上記は田舎に住むおっさんの個人的な感想です。「内容が理解できん」とか「ソース出せ」とかいう突っ込みは平にご容赦願います。
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2 件のコメント:
ここまで空港とリンクしてるのを見れば、ホントに空港のザル検疫による人災という事が如実にわかりますね。
我が国は、政も官もマスコミも中国に乗っ取られてしまってますので、国民は自己防衛以外生き残る術は無さそうですね。
1999 年に突如米国で流行したウエストナイル熱の病原体は、感染した蚊が航空機でニューヨークに運ばれ、地域の野鳥を吸血して感染が広がった可能性が指摘されています。
国際線もそうですが、新型肺炎が武漢で拡がった当初に国内線でも体温測定等をやるべきでしたね。残念ながら検疫法にはそういう規定はありませんが・・。
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