2019年4月8日月曜日

行く春を惜しんで、桜の名所を訪ね歩く。

行く春を惜しんで今年訪れた主な桜の名所を紹介する。アーリーリタイアで平日に移動が出来るようになり、これまで行けなかった所に足を延ばせたことがうれしい。

瀧桜(又兵衛桜)

大宇陀の瀧桜。又兵衛桜として広く世に知られている。

幹の周囲3m・高さ13mで、推定樹齢300年の枝垂れ桜だ。

大阪夏の陣で活躍した戦国武将の後藤又兵衛が宇陀の地に落ちのび、僧侶となって一生を終えたとされる場所に咲いているのでこの名がついている。

これまで何万人の人々がこの桜を眺めたのだろうか?

芝の緑、前方の菜の花、後方の桃の花とのコントラストが美しい。

大宇陀の瀧桜(又兵衛桜)
瀧が流れるような美しさ

石舞台古墳

蘇我馬子の墓とされている石舞台古墳。

桜の時期に初めて来たが、古墳の周囲に植えられた桜と遺跡がよく合っている。

石舞台古墳

橘寺


聖徳太子誕生の地とされる橘寺。

詳しい創建年代は不明だが、日本書紀の天武天皇9年に記述がみられることから、少なくとも建立以来1340年は経っている古刹。

山門から境内にわたって咲く桜は見事で、境内全域が国の史跡に指定されている。

橘寺

大和郡山城


大和の小ぶりな城が、なぜ豊臣秀吉の弟、大納言豊臣秀長の居城になったのだろうかと、以前から不思議に思っていたのだが、天守閣跡に昇ってみて理解できた。

天守閣跡から四方を見渡せば、東には東大寺、奈良の町から天理、三輪、桜井、南は橿原から御所、葛城まで、大和の在所をことごとく眺めることが出来、雄大なスケールを感じる。

まことに大納言にふさわしい城だったというほかない。

大和郡山城
天守閣から東大寺・若草山を望む

佐保川

佐保川の 小石踏み渡り ぬばたまの 黒馬来る夜は 年にもあらぬか。 
―大伴坂上郎女ー

奈良市内を流れる佐保川は、万葉集の歌枕としても有名。

約5キロに渡って桜並木が続く、日本有数の桜の名所だ。

近鉄新大宮駅からのアクセスも良く、近年はアジア圏を中心に海外でも有名になっている。外国人観光客の散策姿が多いのも特徴だ。

佐保川
圧倒的な桜の量。
明日からの雨で花が保つのかどうかは分からないが、時間のある方は出かけられてはいかがだろうか。


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<きょうのもーちゃん>
わたしは花より春眠~

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