2019年4月2日火曜日

他人に勝手に破壊された建物を見に行ってきた

昨日、「自分の建物が他人に壊されても止められないの?!」の記事を書いたばかりだが、今日突如3度目の解体が行われるというので、大慌てで確かめに行ってきた。

問題の建物
だいきちが現場に着いたのは午後2時頃。

写真などを撮ると恐いオニーサンにからまれるのではないかと少々心配していたが、だいきちの他にも見物人が5~6人は来て写真を撮っており、まずは安心。

ネット上ではすでに更地になっているとの情報も見られたが、建物はまだ建っていた。

3連の長屋建て住宅でした。

この建物は長屋建て、写真向かって左側の規制線が張られたところがGIGAZINE編集長の所有する倉庫部分。

建物は三分の一ほどが完全に破壊されているほか、屋根を葺いていた部材は完全に取り払われ、母屋の材木がむき出しになっている。

痛々しいというより、建物としての機能は完全に失っている状態だ。

編集長所有の倉庫部分
建物外部には登記簿の写しが掲示されていたが、表題部(土地建物の所在地や面積等の内容など現況を記載)と甲区(所有権に関する事項を記載)しか掲げられておらず、この建物に地上権や賃借権の登記がされてあるかどうかは不明。

だいきちが思うにこの建物、地主との間に地上権と賃借権(使用貸借権)の争いがあるのだろう。

通常、土地の地上権と賃借権(使用貸借権)が不明な場合は、基本的に賃借権(使用貸借権)として扱われるので、地主は当該建物の敷地の賃借権もしくは使用貸借権の権利は消滅していると勘違いしてしまったのかも知れない。

もっとも地主の考えが正しくて、賃借権や使用貸借権が消滅してしまったとしても、だからといって登記されている他人の建物を一方的に破壊することは、許されるはずもないのだが・・。


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<きょうのだいにゃん>
ボクは地上より床上が好き~

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