2019年2月10日日曜日

海外暮らしの問題点 ー海外は出歩くだけでも大変だー

海外で暮らしで、困難を感じるのが交通に関すること。
と、いってもバスや電車といった交通機関のことではなく、道路横断時の問題だ。

海外で生活する場合、お出かけにはほとんどのケースで車を使うことになる。でもちょっとした買い物や食事なら、歩いてすませたいもの。

香港、マカオ、シンガポールのような大都会だと、歩道や横断歩道が細かく整備されているし、車やバイクの交通マナーも極めて良い。

特に昨年6月、だいきちがマカオを訪れた際、横断歩道を渡るとき、とにかく全ての車がきちんと横断歩道の手前で停まってくれたのには驚いた。

おまけにこの三都市のトラムやバスは日本を上回るほど発達しており、しかも料金が安い。

ならばこの三都市のうちのいずれかで暮らせれば良いのだが、一般人が長期滞在できるビザそのものがないので、現実的には難しい。

仮に何らかのビザが取得できたとしても、コンドミニアムなどの住居費はいずれの都市も東京の数倍は必要なので、よほどの資産家でないと住むことは難しいのだ。

交通マナーは良いけれど、コスト高で住めない・・

では、だいきちが住んでいたマレーシアはどうか?

マレーシアのロングスティ制度では、MM2H(マレーシアマイセカンドホーム)が有名。これは長期滞在ビザ申請時に経済的証明が出来れば、最長10年の滞在が認められるもの。

マレーシアロングステイ(MM2H

ただし、この制度は2018年にマハティール首相への政権交代が起こって以来、事実上の停止状態とも聞く。現在ビザが発給されるかどうかは定かではないので要注意。

ここでビザを首尾よく取得できたとしよう。

マレーシアでは徒歩生活を中心とすることは困難だ。
クアラルンプールの街中には歩道はあるものの、歩道のブロックはキチンと均されておらず、デコボコでとても歩きづらい。時には落とし穴のような大穴が開いていることさえある。

また南部のジョホールバルではそもそも歩道がほとんど無い。都市計画の際に人が歩くということを全く考慮せずに街を作ったのではないかと思うほどだ。

道を渡るのも大変だ~
(写真はイメージ:ベトナム)

さて、道路を横断する話だが、これには結構コツが必要だ。

道はやたらと広いわりに、信号や横断歩道はほとんどなく、車やバイクはひっきりなしにやってくるからだ。

マレーシアの交通ルールはイギリス式。車は日本と同じ左側通行。

道路を横切る直前にまず、右手側からやってくる車の状況を見る。
続けて左手側からやってくる車の状況も見て頭に入れておく。

そのあと一歩を踏み出すわけだが、右手側からやってくる数台分の車の動きと、自分の歩行スピード、そしてそこから導き出される1秒後、2秒後の自分の立ち位置を頭の中で予測し、間合いを測りながら車道に歩をすすめなければならない。

特に気を付けなければいけないのが、バイクだ。
油断すると車の影から猛烈なスピードでこちら目がけて突っ込んでくることがある。
だいきちも危うくひかれそうになったことも数度・・。

そして上手くセンターラインの位置まで渡ったら、今度は左手側からやってくる数台分の車の動きと、自分の歩行スピード、そしてそこから導き出される・・(以下略)。

道を渡るのも命がけ。

年を取ると歩行スピードも落ち、俊敏に動くのは難しくなるのは必至。
老後は日本の方が住みやすいのではなかろうか・・。


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<きょうのだいにゃん>
運転ごっこ~♪

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