2020年2月4日火曜日

東京ではミニマム暮らしも大変だ。

東京の都心では、いま3畳のワンルーム暮らしが流行っているらしい。山手線の新宿あたりの物件は募集をかけるとすぐ部屋が埋まってしまうそうだ。

昔の3畳間の住人イメージ
3畳間と聞くと、だいきちのようなおじさんは懐かしい。

東京や京都の下宿屋に学生が住み着いていた頃だと、ちょっとリッチ層は6畳、標準で4畳半、貧乏学生は3畳間という時代があった。

だいきちにも何人か3畳暮らしの友人がいたが、本当に部屋には何もなかった。

家具といえば勉強机代わりのちゃぶ台とカラーボックス、それに布団ぐらいしかない。

台所や洗面所、トイレは共同、お風呂といえば銭湯だ。


それに比べて現代の3畳間は物凄い進化。

とあるテレビで紹介されていた新大久保駅から徒歩6分のアパートは、

まず玄関がオートロック。

3畳間に! とは思うものの、昨今はセキュリティが大事らしい。

狭いながらもトイレ・シャワールーム・小さなキッチンを備え、洗濯機を置くスペースさえある。

この設備を備えた上にロフト付となっており、1部屋13㎡ぐらいのスペースはある。

延面積で8畳間ぐらいになるだろうか。

たしかに狭いには違いないが、ただ寝るだけなら充分に使用に耐える。

それにこれだけ狭いと悪友達の溜まり場にも、なりようが無いだろう。

ただし問題なのは家賃。

管理費込みで6万5千円なのだとか。

高い、高すぎる・・。

だいきち家の3LDK・70㎡のマンションのローンと管理費とほぼ同じだ。

3畳間の家賃に毎月その金額が消えるとは、まことにもって勿体ない。

起きて半畳、寝て一畳とはいうものの、東京で暮らすのは大変だ。


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2 件のコメント:

山中 一人 さんのコメント...

少子化が進むほど、地方には仕事が無くなり、更に東京一極集中が加速してますね。
そして、3畳間では家庭を持つなんて無理ですから、更に少子化になるという少子化スパイラルですね。

だいきち さんのコメント...

この3畳間がスタートで、どんどん上昇していくというシナリオでは無くて、3畳間が半分ゴールと化しているところが恐ろしいです。経済がますます縮小している気がします。

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