大規模行事が世界中で中止のさなかにマラソン大会

新型コロナウイルスによる肺炎の流行を受け、大規模なイベントを中止する動きが世界中で広がっている。

42.195km走るぞ、お～！

2月12日には世界最大のモバイル関連見本市「MWC」が中止。

国際コンベンションの盛んな香港やシンガポールでも延期や中止が相次いでいる。

世界的イベントの来場者数は年間3億人、経済効果は33兆円なのだとか。

影響が長引けば航空産業・ホテル・観光などの業界への影響が大きい。


このさなか、先週末には日本全国でマラソン大会が開催された。

約2万人の参加者を集めた青梅マラソンをはじめ、十数万人もの人が全国各地でマラソン大会に参加したという。

だいきちは42.195kmどころか195ｍさえ走ろうとは思わない人間で、マラソンを走るなんてもはや理解不能の世界なのだが、人の趣味にケチをつけるほど野暮ではない。

しかし、得体の知れないウイルスがどうやら日本中に蔓延しているらしいことが徐々に明らかになりつつあるこの時期に、万人単位の人が密集するイベントを主催する方も主催する方だが、参加する方もどうかしている。

オープンエアだから大丈夫と思っていたのかも知れないが、会場に行くまでの移動のリスクだって大きい。

新型肺炎が武漢で蔓延し始めたときに、地方政府が情報を隠蔽しただけでなく、春節の「万家宴」という大宴会を開いて感染を拡大させたことがあった。

あのニュースをテレビで観た時なんて馬鹿なことをするんだと思っていたが、日本人はもう武漢のことを笑えない・・。

何万人もの人が1カ所に集い、また家々に散らばっていく。

感染拡大リスク高すぎ・・

ここまで書いたところで、さすがに3月1日の東京マラソンの一般参加は中止になったらしいが当然だろう。

天皇誕生日の一般参賀も中止になったし、もう人の集まるイベントはすべて中止して、日本国民は14日間休日にしてセルフ隔離を決め込んだ方が、防疫的にも経済的にもダメージは最小限になるのではないか・・

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