2019年12月8日日曜日

筋湯温泉の地獄蒸しは極楽だ!

大分の九重連山の山麓、標高1,000mの高原に位置する筋湯温泉。
ナトリウム塩化物泉の明泉で、1,000年以上の歴史があるという。
今回の宿は和室6室しかない小さな旅館「旅館ふるさと」。
旅館の外観
小さな旅館にもかかわらず5つの家族風呂がある、もちろんすべて温泉だ。
展望露天風呂
平日は2名1泊2食付きで1人8,500円から宿泊できるので、ビジネスホテル並みに安いのだが、さすがにビジネスでここに来る人はいないよな・・

地獄蒸し
1泊2食のコース料理では小鉢7品に馬刺しに豚鍋、アマゴの塩焼きに茶碗蒸しと味噌汁・ご飯・香の物と、結構なボリュームなのだが、これらをほぼ食い終わったぐらいの時点で女将さんが「地獄蒸し」を持ってきた。

もちろん「地獄蒸し」などだいきちは注文していないのだが、何でも女将さんが常連さんの泊まりの日を勘違いして、料理を作ってしまったのだそうで特別サービスと相成った。
地獄蒸し料理♪
この地獄蒸しは筋湯温泉の地獄谷で2時間半も蒸される鶏料理で、3日前までに予約が必要な特別料理。鶏の脂は高温の蒸気でほどよく落とされ、身はお箸で容易にほぐれるほど柔らかくなる。

名前は地獄だが我々は天国! お酒がすすむことすすむこと。
女将さん、ごちそうさまでした。

八丁原地熱発電所
何故だか旅に出ると発電所を見学することが多い。
これまで原子力発電所では泊・東通・女川・美浜・玄海・川内、地熱発電所では鬼首・山川と8つの発電所を訪れている。

単にプラント好きというのもあるのだが、実は各発電所で配られるボールペンなどのグッズが充実していることも隠れた魅力のひとつだ。

今回も性懲りもなく筋湯温泉に隣接する八丁原地熱発電所を見学。
屋外は結構寒い
見学当日は氷点下の寒さの中で粉雪もチラホラ舞っていた。
屋外での発電プラント見学はなかなかキツイものがあったが、敷地近くで水蒸気がモクモクと噴出する様はダイナミックで迫力がある。

55,000kwの蒸気タービンや、気水分離器で分離した熱水の圧力を下げて蒸気を発生させ発電に利用するダブルフラッシュシステム、発電プラントをコントロールする制御室などを見学すると、もう胸熱なだいきちなのであった。



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