2020年2月28日金曜日

国家の非常事態

首相は新型コロナウイルスの感染を防止するため、全国すべての公立小中高校を週明けから春休みまで休校とするよう要請した。

とうとう学校閉鎖
首相は感染拡大を防ぐため「今後1、2週間が極めて重要」としており、全国の学校が休校というのは極めて異例の措置だ。

また首相は、入試や卒業式などの学校行事については、必要最小限の人数で開催するなど万全の対応を講じること、

行政機関や民間企業に対し子供がいる従業員への配慮も求めた。

しかし学校を事実上閉鎖するのだから、学校行事をやる訳にはいかんだろう。

行政機関や民間企業に配慮を求めるといっても、さすがに急すぎる。

ただ、急でも何でも首相がここまで踏み込む以上、重大なことになっているのは確かだ。

市中での感染に対して、どの程度の情報が集まっているのかは不明だが、もはや洒落にならない状況であるのは間違いないのだろう。

ただし我々は冷静に、決してパニックにならないように過ごさねばならない。

これは国家の非常事態。

もう腹を括って学校どころか企業に対しても2週間の休業を求め、その間の休業補償、所得補償を大規模に実施した方が傷が浅いのではあるまいか。




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2 件のコメント:

山中 一人 さんのコメント...

政府は、中国からの情報を鵜呑みにし、新型ウイルスを甘く見過ぎて、経済>命のスタンスをとり続けた挙句、命>経済の政策に転換せざるを得なくなるまでに追い込まれてしまったというわけです。

大吉さんが警鐘を鳴らされた1月中旬に、多少の経済的損失を犠牲にしてでも、徹底的にウイルスの入国阻止を図っていれば、ここまで最悪な事態に陥らずに済んだかもなんですけどね。

結局、経済と命の両方とも大きく失うという最悪の事態に陥ってしまいました。

だいきち さんのコメント...

敵の力量を過小評価し、戦力の逐次投入を行うのは必敗の道なのですが、まともにその大道を歩んでますね。

おそらくウイルスは日本全国に蔓延しているはずですから、国民は14日間ほど自主隔離状態に入り、政府は事業者や労働者に休業補償を万全に行ったほうが医療面でも経済的にも絶対に傷は浅いはずです。

さらに心配なのはマスクのみならずトイレットペーパーにまで買占めが出てきた事態です。国民が不安からパニック状態に入ってきた証だと思います。これ以上政府が小出しの対策を取るのは社会不安を増大しかねず危険です。

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