今度は公的医療保険の検討だ。
公的医療保険は皆様ご存じの通り、社会保険と国民健康保険に大別できる。
サラリーマンだっただいきちは、社会保険の「組合健保」に加入していたのだが、退職にあたって組合健保を任意継続するか、国民健康保険に切り替えるかの判断を迫られた。
これが結構ややこしい~ |
まずは国民健康保険の計算方法を確認してみる。
流れとしては、
1)前年1月1日~12月31日までの所得金額を調べる。
サラリーマンなら源泉徴収票の「給与所得控除後」の金額を確認。
2)基準額の計算:所得金額から33万円を差し引く。
3)所得割額を計算:①医療分 ②支援金分 ③介護分 を計算するために基準額に各市町村で定められた率を乗じて、その総和を算出。
4)均等割額の計算:④医療分 ⑤支援金分 ⑥介護分 1世帯あたりの加入者数と定額の掛金と乗じて、その総和を算出。
5)合計:3)と4)で算出した総和を合算。
や、ややこしい・・。
こんな計算するお暇がない方は、お住まいの市町村役場にある国民健康保険のコーナーへどうぞ、窓口の方がやさしく説明とシミュレーションをしてくれる(はず・・)。
なので中略。
だいきちの場合は、
国民健康保険で月66,400円、任意継続で月33,120円(4月以降は34,960円)となるので、なんと月3万円以上の差が生じる。
ここは当然、任意継続を選ぶ。
ただし、退職理由が特定理由離職者に認定されると給与所得の計算が30/100になるので、該当すると国民健康保険の掛金の方が安くなる可能性がある。
また今年、再就職出来なければ来年の掛金は国民健康保険の方が安くなることは確実だ。
国保の保険料が不明なときは、まずは任意継続にするのがおススメ。
いったん、国民健康保険に切り替えてしまえば、二度と任意継続を選ぶことは出来なくなるからだ。
国保の保険料が明確になった時点で、任意継続の掛金と両にらみのうえで有利な方を選択するのが賢いやり方と言えるだろう。
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人間って大変ね~。 |
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