2019年1月2日水曜日

早期退職は突然に

気ばかり若いつもりでも、だいきちもすでに50過ぎ。
いや、もはやアラカン(アラウンド還暦ね、念のため。)である。

仕事はボチボチというか何というか、十数年来変わり映えしない相手との変わり映えしない内容で、少々煮詰まり気味・・というか、ハッキリ言って飽きがきていた。

人生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

このまま定年までダラダラと働いていていいのだろうか? 
そんな疑問を抱きつつ暮らしていたある日、会社のイントラネットに掲載された、ある通達が目に留まった。

タイトルに「キャリアデザイン(転職・独立)支援制度実施の件(通知)」とある。

タイトルこそ前向きな内容だが、要は希望退職の案内だ。

早速内容を確認。

要約すると
1)通常の退職金とは別に「特別加算金」が支給される。
2)退職後に再就職支援が受けられる。
とある。

応募資格としては
1)正社員であること。
2)年齢が条件に合致していること。
 (当該年度の4月1日時点で、49歳もしくは54歳。)
3)勤続年数が15年以上であること。

何と、だいきちはこの条件にピッタリではないか・・。

早速、電卓を叩いて退職金と特別加算金を計算してみる。
だいきちのケースでは退職金800万円に特別加算金は1,100万円で、合計1,900万円ほどになると出た。

次に税金の計算。(詳しくは国税庁のHP「退職金と税」参照)

退職所得控除額は
勤続20年以下の場合は40万円×勤続年数。
20年超の場合は800万円+70万円×(勤続年数-20年)で計算できる。

だいきちは勤続31年(端数月は繰り上げ)となるので、この場合、退職所得控除額は1,570万円。

課税対象になる退職金の金額=(退職金支払額-退職所得控除額)×1/2なので、課税対象金額は165万円となる。

この金額での所得税率は5%・住民税率は10%なので、税額は合計24.75万円。
どうやら1,870万ぐらいは手元に残りそうだ。

このお金と現在の蓄え、そして年金を上手く回していけば定年まで、いや定年後も充分生活出来るのではないか?

そう思った瞬間、私のアーリーリタイヤメント計画が急速に動き始めた。


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<おまけ>今日のだいにゃん
早期退職は慎重に・・よ~く考えよう。

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