日はまた昇る －株の仇は株でとる－

先日書いた「史上最大の暴落　－配当狙いで大失敗－」は1日当たりのビューが過去最高。毎度ありがとうございます。今日はその後日談。

ダメージでかすぎ・・

さて、だいきちさん。

８００万円もの損失を出した直後は流石に精神的にダメージが・・。

本当なら布団をかぶってしばらくは泣き暮らしたいところだったのだが、幸か不幸か震災のため、食料・物資の調達、メチャメチャになった家具等の片付けなどに忙殺され、泣きごとを言ういとまもない。

ディール・カーネギーの格言に
「悩みがある時は外に出て、忙しくせよ。」というのがあるが、これは本当に効いた。


さて、震災の片付けも一段落しただいきち。

これから資産をどうするか考えた。

暴落のダメージが大きすぎて、もう金輪際株などには目もくれず、コツコツ貯金で貯めていこうとも考えたのだが、この低金利下では３年ものの定期預金でも年利0.3％。

この利率だと残った450万円をすべて定期預金にした場合、800万円の損失を埋めるには341年もかかってしまう。さすがのだいきちもそんなに長生きできる自信はない。

では他にお金を大きく増やす方法はあるのか？

先物取引・金相場・小豆相場・ビットコイン・サブリース・・

どれをとっても現物株よりリスキーな気がする。

悩んだ挙句、結局、腹をくくって株式投資をすることにした。

一部上場銘柄の現物株だ。

2011年から2018年までの7年間に株で上げた利益。
東京ガス　　　　　11万円
トヨタ　　　　　 280万円
ホンダ　　　　　　45万円
セブン銀行　　　　18万円
住友商事　　　　　21万円
新日鉄住金　　　　16万円
大日本住友製薬　 111万円
日新製鋼　　　　　65万円
三菱商事　　　　　69万円
ニプロ　　　　　　26万円

合計で660万円だが、マイナスで損切した株も60万円分ほどあるので、約600万円分のプラス。途中3年間は海外暮らしで株の売買が出来なかったため、実質は5年間の実績だ。

だいきちの投資戦略はシンプルだ。

1. 長く安定的に収益を挙げている株
2. PBR・PERが低い株
3. 配当が高いか、配当性向が今後拡大する見込みの株
4. 将来的に成長が見込める株

を、中・長期で保有するだけ。

おかげさまで資産も450万円から1050万円と大台回復。
とはいえ、まだまだマイナスなのだが・・

大損することもあれば、儲かることもある。これが相場の難しいところ。
これからもコツコツと投資して、少しでも家計の足しにしたいだいきちだった。

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