では何の業界が最も影響を受けるのか?
自動車産業は大丈夫か? |
米中貿易戦争で影響を受ける産業
それは自動車産業だ。
自動車産業は日本の総生産の2割を占める基幹産業。ここが少しでも影響を受けるとすぐにGDPに響く。
日本の自動車産業は特に輸出の対米依存度が高いために、米国経済の減速の影響を受けやすい。
米中貿易戦争でアメリカの景気が悪くなると、すぐに車両販売台数の低下になってあらわれるだろう。
また、中国でも現地生産にも影響がある。中国の景気が悪くなるため当然販売台数に影響が出てくる。
実際、2018年には中国の新車販売台数が前年比2.8%低下した。
これは実に28年ぶりのことだ。
米中貿易戦争が長引くと、日本の自動車産業は米中市場の両面から影響を受けるのだ。
追加関税や数量規制のリスク
このうえ、アメリカから自動車に対して25%の追加関税や、数量規制等の要求があれば、自動車産業はトリプルパンチを見舞われることになる。
日本は確実に景気後退へまっしぐらだ。
こうなると日本は追加関税回避のために、さらなる農産物の関税引き下げで対応せざるを得なくなる。
こうなると外食産業にはプラスになるだろうが、経済効果としては限定的だ。
1日も早く米中貿易戦争が収束し、経済が上向きになってもらいたいものだが、暴走気味のトランプさんが舵を操るアメリカには、かなり危ういものを感じるだいきちであった。
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