のんびり水牛車 |
だいきちが5年ほど前に島を訪れた時は、商店街では歩いている人もまばらで活気がなく、お店といえば観光客相手のお土産屋ぐらいしか開いていないような状態だった。
それから考えると、もっと寂れているのではないかと思っていた。
しかし今回、久しぶりに商店街行くと、何と通りには人がワンサカ歩いている。
店先からは歓迎光臨の呼び込みが盛んに聞こえてくる。
そう、石垣島もインバウンドで潤っていたのだ。
それだけではなく、本土からの観光客も結構多い。
今回、平日に島を旅してみたが、どこに行くにもそれなりに観光客がいる。
竹富島行きのフェリーなどは旅客で一杯で、危うく積み残しになりそうな勢いだった。
しかも石垣市の人口は着実に増加している。これも経済的には大いにプラスだ。
美しい竹富島の赤屋根 |
では、石垣島の経済は上向きで、職も潤沢かといえば、そうはいかない。
石垣市を含む沖縄県の開業率は全国一だが、廃業率もまた全国一。
元々の市場のパイが小さいのに、新規参入する企業が多いので、利益をあげることが難しいのだ。
だいきちもこの島に20年来通っているが、だいきち好みなお洒落なカフェやレストラン、それに雑貨店などは、大部分が数年で店をたたんでいる。
島外からやって来て、憧れの南の島で開業してみるものの、夢破れて去って行く人がほとんどなのだ。
この島で暮らすには、ここで生計を立てる必要のない人に限られるのではなかろうか。
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