月6万円で暮らしているリタイアーのブログを読んだ。何でも、食費は月6千円でやりくりしているらしく、それ以上食費をかけるのは「バカだしありえない」ことなのだそうだ。
だいきちは人がどう生きようがあまり興味はない。
自分は自分、人は人、思いのままに生きればいい。
しかし「月々6万円で生きている私は天才、無駄使いする奴はバカ」というのはちょっといただけない。
たしかにそれは凄いことなのかも知れないが、羨ましいとは思わない。
余裕のあるお金は使った方が、世の中の経済は回るのだ。
どうも日本のリタイア観はズレている。
欧米などでのリタイア生活といえば、南の島で優雅にバカンスを楽しんで暮らすというもの。
それが人生の目標でさえある。
しかし、日本はアーリーリタイアして月6万円で生活するのが極上な生き方らしい。
少し古い資料になるが、平成20年度予算における矯正収容費は536億6585万円。
一人一日平均の収容経費は1,367円なのだそうだ。
月当たりにすると、1,367(円)×30(日)=41,010(円/月)
ただしこれは被服費・食糧費・刑務所作業報償費等の金額で、いわゆる住居費に当たる費用は含まれていない。
上記の金額に住居費や水光熱費等を加えると、月6万のリタイア生活と囚人とは、費用面では、ほぼ同水準ということになる。
「失礼な、我々は誰の拘束も受けていないし、毎日自由な生活を謳歌している。」
とのリタイアーの反論も聞こえてきそうだが、月6万円暮らしだと、ちょっとした旅行にも行けないし、毎日の食事もほぼ決まったものしか食べられないはず。
月6万円暮らしではカニもフグも松阪牛も食えない、もちろんお酒も無理だろう。
移動も限られ、食事も選択肢が限られる。
移動と食事を制限されて暮らすのは、入院患者か囚人だ。
食費月6千円だとコース料理は食えないな |
だいきちは人がどう生きようがあまり興味はない。
自分は自分、人は人、思いのままに生きればいい。
しかし「月々6万円で生きている私は天才、無駄使いする奴はバカ」というのはちょっといただけない。
たしかにそれは凄いことなのかも知れないが、羨ましいとは思わない。
余裕のあるお金は使った方が、世の中の経済は回るのだ。
どうも日本のリタイア観はズレている。
欧米などでのリタイア生活といえば、南の島で優雅にバカンスを楽しんで暮らすというもの。
それが人生の目標でさえある。
しかし、日本はアーリーリタイアして月6万円で生活するのが極上な生き方らしい。
少し古い資料になるが、平成20年度予算における矯正収容費は536億6585万円。
一人一日平均の収容経費は1,367円なのだそうだ。
月当たりにすると、1,367(円)×30(日)=41,010(円/月)
ただしこれは被服費・食糧費・刑務所作業報償費等の金額で、いわゆる住居費に当たる費用は含まれていない。
上記の金額に住居費や水光熱費等を加えると、月6万のリタイア生活と囚人とは、費用面では、ほぼ同水準ということになる。
「失礼な、我々は誰の拘束も受けていないし、毎日自由な生活を謳歌している。」
とのリタイアーの反論も聞こえてきそうだが、月6万円暮らしだと、ちょっとした旅行にも行けないし、毎日の食事もほぼ決まったものしか食べられないはず。
月6万円暮らしではカニもフグも松阪牛も食えない、もちろんお酒も無理だろう。
移動も限られ、食事も選択肢が限られる。
移動と食事を制限されて暮らすのは、入院患者か囚人だ。
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4 件のコメント:
同感です!
旨い飯も食えず、ステディな異性もいない、一人きりの人生なんて、まさにセルフ囚人ですね。
ブログ村だと、ただの貧乏無職生活者が多数派を占めてるので、まるで貧乏自慢合戦になってて滑稽です。
人生は楽しんでこそなのに、自らセルフ囚人生活を選択するとは、自分にはやれないですし、やりたくもありません。
多分、あまりに若く、資産が少ないうちにリタイアしてしまった為、ど貧乏生活せざるを得ないのを、セミリタイアで自由ダー!と自分自身に強弁しておられるのだろうと、推察すると、彼等にも少し哀れみを感じます。
なるほどセルフ囚人ですか!上手い表現ですね。
人生よよよ氏のように固い哲学と信念をもって、この生き方を選択する人には何も言うことはありませんが、「自由に生きたい」「リタイア暮らしっていいよね」ぐらいの薄弱な理由で若年リタイアすると絶対後悔するでしょうね。
この日本は一度レールを外れると、普通の暮らしに戻ることがとても難しい国ですから。
おっしゃる通りですね。節約の仕方を発信してくれるのはいいですが、節約をあまりしない人を小バカにするのは違うと思います。また、社畜とバカにする人がいますが、乞食みたいな生活するよりは遥かにサラリーマンのほうがいいですから。自分の貧乏を正当化したいからなんでしょうけど。
>乞食みたいな生活するよりは遥かにサラリーマンのほうがいいですから。
その通りです。サラリーマン時代と同等か、少し節約する程度で暮らせるからこそリタイアを決め込むのであって、リタイアして極貧耐乏生活を何十年も続けるのなら、そもそもリタイアをする意味が無いと思います。
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