パ~っとバラ撒くぞ~ |
前澤氏に対するリプライの内容が
「親が病気で手術代がなく困っています…」
「3日間何も食べてないです、どうか恵んでください…」と、いうものばかりなのを嘆き
「大嘘つき合戦会場の様相を呈してます マジで大っ嫌いだ、こういうの、品性の欠片もない」と、バッサリ。
そして人生よよよ氏曰く
こんな善意ぶったやり方で金を配るのは拝金主義を加速させ、「我々のような庶民は資本家のご機嫌を取らなければお金をもらえない」という庶民の卑屈な感情を煽り、社会を低俗化させます
行き着く先は、「金を持ってる資本家に庶民がひれ伏し、誰も逆らわなくなる社会」です、そんな社会がお望みですか?もちろんそれは立派な考え。
だが、だいきちは少々意見を異にする。
前澤氏のような人物は、昔から少なからず存在する。いわゆる成金というやつだ。
古くは紀伊国屋文左衛門。
蜜柑船で大儲けし、吉原で一分金を豆まき替わりにバラ撒いた逸話は有名だ。
また大正時代には、暗がりの中で靴を探そうとする下足番の女中に対し、紙幣を燃やして明かりにする山本唯三郎のような人物も現れた。
今も昔も望外のお金を持った人間の中にはこういう行動をとる人が少なからず存在する。
お金によって自己顕示欲と承認欲求が満たされるからだろう。
それは決して珍しいものではない。
どうだ明るくなったろう |
それはその通りなのだが、
サラリーマンだって自分の評価を少しでも上げるために上司に対し、言いたくもないおべんちゃらを言い、飲みたくもないお酒を飲み、ゴルフだなんだと甲斐甲斐しく奴隷のようにかしずいたりする。
その精神性たるや、前澤氏のツイートにリプライやリツイートする人と何の差異も無い。
そして、したたかな庶民は金を手に入れ、後はしれっと舌を出し、資本家を嘲るのである。
所詮は狐と狸の化かし合い。お互い様といったところであろう。
そんなよよよ氏も驚くアプリがある。
それはpolca Life(ポルカ)
なめらかに、お金がめぐる、フレンドファンディングアプリなのだそうだ。
クラウドファンディングのお手軽版と言ったところ。
手順はこうだ。
- やりたいことを思いつけば企画を立ち上げ
- 500円から30万円以内の範囲で必要な目標金額を設定
- いちおうお返しが必要らしいが、イベント参加権やお礼の手紙、共同利用権、お土産話など、どんなものでも良いらしい。
- 企画ができたら友達にシェア。支援されたお金はアプリ内にプールされ、引き出すことが可能になる。
企画して、寄付を募り、一応お返しもするのだから、前澤お年玉とは違うだろうというような声も聞こえてきそうだが、その企画とやらが
「誕生日です!お祝いお待ちしています!」
「webデザイナーの講師になるための講座を受けたい」
「新しいカメラが欲しい」
「旅に出たいので旅費が欲しい」
個人的利益を満たすためだけの、まあ安易な企画が多いこと多いこと…。
よよよ氏の言葉を借りると
「いやもう日本人って本格的に終わったんだなと思いました」
というところでしょうか・・
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2 件のコメント:
やってる事はコジ◯そのものですが、snsとそれらしい横文字の組み合わせでコーティングすると、新しいネットサービス風になるのが笑えます。
社畜精神が、染み付いた一億総奴隷根性時代なんですかねぇ・・・
日本にはドネーションの文化が無いから、仕方ないのかも知れませんねぇ・・。
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