2020年1月9日木曜日

イランのミサイルが凄すぎる!

アメリカ軍がソレイマニ司令官を殺害した報復として、イラン領内から十数発の弾道ミサイルが発射され、イラク駐留の2か所のアメリカ軍基地に着弾。

当たらないように撃つのも大変よ~

イランのメディアは米兵80名死亡、200名負傷の大戦果と喧伝しているらしいが、これは全く眉唾もの。

具体的な犠牲者数が出ているが、一体誰がどうやって確認したのか?

おそらくこれはイラン国内向けのフェイクニュース。

イラン国民の復讐感情を鎮めるためだ。


それにしてもイランのミサイルは凄すぎる!

何百キロも離れたイラン領内から極めて正確に米軍基地を狙ったにもかかわらず、具体的な被害が全く出てこないのは何故だろう。

22発のミサイルを米軍基地に打ち込んでおいて、一人の死傷者も出さず、また、建物や航空機や車両、兵器等の損害が全く聞こえてこないのは本当にミラクルだ。

(その後、人のいない建物数棟が被害を受けていることが分かったが、極めて限定的。)

被害が出ないように注意深く、ピンポイントに両基地に打ち込んだとしか思えない。


だいきちは先日、今回の衝突はアメリカとイランの出来レースだと書いた。

<関連リンク>
アメリカ・イランの軍事的緊張は出来レース?

それを裏付ける両国の反応。

イラン:
ハメネイ師、イランは米国に「強烈な報復」を行ったと述べる。
ザリフ外相、攻撃後「相応の処置を完了」した、しかし戦争は望んでいないと表明。

アメリカ:
アメリカ政府、米国人の死傷者はなかった。
トランプ大統領、「全ては問題ない」とツイート。軍事力行使は望まないと声明を出した。

間違いなく両者ともこの事件を拡大する気はない。

だいきちが以前予想した通りの展開だ。

まずは全面衝突回避でホッと一息といったところだが、アメリカが次にもし軍事的に動くとすれば原油価格が1バレル60ドルを下回った時が黄色信号、55ドルを切れば赤信号だ。

アメリカとイランの「出来レース」はこれからしばらく続きそうだ・・


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