2020年1月20日月曜日

新型肺炎はすでにアウトブレイク、外出は暫く控えよう

中国の武漢で新型肺炎が拡大してきているのは皆さまご存知の通り。果たしてこれから一体どうなってしまうのか?

し、新型肺炎かも・・

香港のサウスチャイナモーニングポスト紙の1月18日紙面によると、これまで各地域での確定患者数は武漢45名・タイ2名・日本1名。

また上海で1名、シンセンで2名が感染の疑いがあるという。

しかし、この数字、少なすぎはしないだろうか?

イギリスのインペリアルカレッジロンドンによると、1月17日までに1,723名がすでに感染した可能性があるとのリポートを出している。

これはだいきちの私見だが、やはり中国国内ではインペリアルカレッジロンドンの見立て通りか、それ以上の患者がいるのではないか?

<リンク>
South China Morning Post(英語)


中国には前科がある。

2002年の秋にSARSウイルスが中国国内で発生した当初、中国政府は公式な発表を避けてきた。

そして春節をはさみ、中国人が国の内外を大移動した2003年2月から3月にかけて、シンガポール、香港、台湾、ベトナム、カナダ、アメリカ等にパンデミック。

国際的に大問題となった4月になって、中国はようやく公式にSARSの国内での流行を認めたのである。


なぜ中国は患者数を隠すのか?

おそらくそれは中国側の面子の問題。

中国だけで新型肺炎が流行しているのでは、当局者は対策を迫られ、時には責任をとらされる。それはどうにも都合が悪い。それだけだ。

諸外国にパンデミックしたら、中国だけが責められることはない。

そうなってから中国の当局者は安心して感染状況を発表するに違いない。


今年の春節休みは1月24日から。

当然この時期に多くの人々が中国国内・国外を問わず大移動する。

SARSの時と同じく、周辺国はもとより全世界で新型肺炎患者が発生するはず。


日本での感染拡大の第一弾は、春節にやってくる中国人旅行者から。

そして第二弾は、日本から中国へ里帰りした研修生や留学生が、春節後に再度日本に戻ってきた時になるだろう。

研修生達は主に農村部にいる。その時地方の医院は新型肺炎に対応できるのか?


旅行者や留学生や研修生達がもし中国内で発病、発熱したら、どうなるか。

中国でまともな医療を受けられる病院はまだまだ少なく、あったとしても医療費は高くコネが無ければまず診てもらえない。 

日本に行けば誰にでもまともな医療が、安い医療費で受けられる。

彼らは解熱剤を飲んで熱を下げ、無理をしてでも日本にやって来る。

もし私が中国人なら、飛行機代を払っても日本の医者に診てもらうに違いない。

人の流れは止められないし、止まらない。

日本の病院は中国人の患者だらけになるだろう。

春節および春節後のしばらくは、外出を控えることが肝要だ。


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3 件のコメント:

山中 一人 さんのコメント...

確かに、この時期に中国から来る人には、仰られるようなリスクが十分有り得ますね。
我々は、その可能性を意識して自衛するのが、当然の危機管理ですよね。
マスコミの向こうよりの安易な報道に油断してはイケマセンね。

だいきち さんのコメント...

中国当局が正確な情報を流さないのは問題ですが、日本側も目に見えた対応をしていないのが気掛かりです。中国からの入国時の検疫は、アメリカのように別室で対応するなどの措置を早急にとる必要がありますね。

だいきち さんのコメント...

中国の新型肺炎について、政府専門家チームのトップは「ヒトからヒトに感染している」と明言。また、習近平主席も新型肺炎に言及。…思ったより早く中国が認めましたね。本格的にヤバそうです。

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