2020年1月26日日曜日

リタイアーにおすすめ! おそらく日本一コスパの高いきんつばを堪能する

毎月21日、京都の東寺では市が立つ。
弘法大師の遺徳を偲んで800年近く続いてきた「弘法市」だ。

縁日の屋台は楽しいよ♪
弘法市の歴史は古い。

元々は弘法大師の命日である旧暦の3月21日(現在の4月21日)に行われた正御影供の法要に参詣する人々のために、「一銭一服」の茶店が出たのが始まりだという。

次第次第に店が増え、団子に薪や炭、鍋釜なども売られるようになった。

そのため当初年1回行われていた市が、1239年以降、現在と同様に毎月市が立つようになった。

弘法市の賑わいは凄まじい。

今や1200を超える屋台が軒を連ね、骨董品に陶器や布地に工芸品、農産物に食品と近郷のあらゆる産物が手に入る。

近年は東寺の境内だけでなく周辺の路地や京都駅につながる道端に、便乗して露店を出す人も現れて規模はどんどん拡大し、内外の観光客の人出は毎回20万人ほどになるらしい。

おそらくこういう賑わいは市が立った当初から変わらない光景に違いない。


そんな弘法市の一角にひっそりと1軒の屋台が出ている。

のれんには大きく「厄除けきんつば」の文字。

お客さんが絶えないきんつば屋
きんつばといえば、寒天をこねて粒あんを四角く固め、小麦粉を溶いた薄い衣を焼き上げて包み込んでいる和菓子だ。

厄除けきんつば
このきんつば、実に大きい。

55㎜×55㎜×35㎜ほどもある。

試みにひとつ手のひらに載せてみると、ずっしりとした重量感さえ感じられるのだ。

だいきちは辛党なので本来こういうものは苦手なのだが、このきんつばだけは別。

粒あんは上品な甘さの上にあっさりで、いつでもペロリと食べられる。

そんな美味しいきんつばが、1個わずか100円(税込)だ。


この屋台には、お客さんがいつも絶えない。

毎回、午前中には完売になるという。

きんつばの販売は10月から5月までの毎月21日のみ。

東寺の弘法市に行く機会があるならば、ぜひ一度味わってみてほしい。


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